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 次回266回の兼題は、 「 葉桜 」  「 母の日 」  (両方とも派生語を含む) とします。 奮って投句下さい。

 

     【 掲示俳句 】 265回 俳句ランド

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  1 着陸へ花の八丈富士見据え  丈

2 白波の花や配流の島の春     丈 

3 春の虹のこして島のとほり雨  丈

4 ガジュマルの大きな木蔭半仙戯 丈

5 うららかや黄八丈織る筬の音  丈 

6 島に今も御赦免料理桜まじ   丈

7 春涛の沖や配流の藩公像   丈

8 行く春や島の蘇鉄の揺れ止まず 丈

9 太く濃く配流の島の虹の橋  丈

10  驟雨去る八丈太鼓とよもして  丈

11 着任の机の匂ひ山笑ふ  正憲

12 陶工の雛へ着せやる陶の衣 正憲

13 春の虹牛舎にリヒャルトシュトラウス 正憲

14 牛乳と餡ぱん一つ春の雲 正憲

15 引く潮に立つ波がしら涅槃西風 正憲

16 若布刈竿棒一本を継ぎ足しぬ 正憲

17 腹這いになる突堤の若和布刈 正憲

18 針祭るオゾンホールの話など 正憲

19 龍天に登る落款方三寸 正憲

20 群泳の黒き塊昭和の日 正憲

21 川越えの柳絮舞ふ先アート展  逸郎

22 走り根に沿ひて一列落椿    逸郎

23 二分咲きの花見茶屋とて楽高音 逸郎

24 花冷の城跡ここらただ広し   逸郎

25 琴の音や花の上なる天守閣   逸郎

26 すっぽりと寺門を覆ふ糸桜   逸郎

27 花散るや藩校あとの大かまど  逸郎

28 葉桜の蔭に小ぶりのわらぢ塚  逸郎

29 アート展の白壁にさす緑かな  逸郎

30 珈琲缶転びて居たり花は葉に  逸郎 

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       【兼題の俳句 】 265回 俳句ランド

 次回266回の兼題は、 「 葉桜 」  「 母の日 」  (両方とも派生語を含む) とします。 奮って投句下さい。

参照」:265回の兼題は、 「 新樹 」  「 蝌蚪 」  (両方とも派生語を含む) 

参照;264回の兼題は、 「苗札 」  「 春泥 」  (両方とも派生語を含む) 

 

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    265回 兼題句 (新樹・蝌蚪

  神橋の朱のあざやか新樹晴  丈

  白神の山の水音新樹光    丈

  堂塔の塔見ゆるのみ新樹山   丈

  明王の祠に近く蝌蚪の池     丈

  蝌蚪の影追ふふるさとの野川かな 丈

6 畦道は子らの遊び場蝌蚪の水  逸郎

7 鳥声の聞ゆる辺り蝌蚪の水   逸郎

8 水草を少し揺らして蝌蚪生るる 逸郎

9 門前の田水に蝌蚪の太りけり  逸郎

 10 尾がとれて手足の生ゆる蛙の子 逸郎

 以上