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 次回265回の兼題は、 「 新樹 」  「 蝌蚪 」  (両方とも派生語を含む) とします。 奮って投句下さい。

 今回264回の兼題は、 「 苗札 」  「 春泥 」  (両方とも派生語を含む) とします。感想をメールさい。

     参考;263回の兼題は、 「 下萌」  「蕗の薹 」  (両方とも派生語を含む) とします。

 

     【 掲示俳句 】 264回 俳句ランド

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  1 雲上の航春天に瑕瑾なき     丈

2 春雲の海に真白き機上かな    丈

3 春風の撫でゆく珊瑚礁の海    丈

4 春光や珊瑚の海に白き船     丈

5 春の日を深々珊瑚礁の海     丈

6 朧夜や島から島へ架橋の灯    丈

7 泡盛に酔ひ島唄にゑふ夜かな   丈

8 潮騒に星の数増す南風の島    丈

9 海の色見飽かずハイビスカスの島 丈

10  潮騒や裸足にやはき島の砂     丈

11 きさらぎの茶筅に残るうすみどり  正憲

12 突く度の幾何学模様薄氷      正憲

13 側溝の蓋を跳ね上げ雪解水     正憲

14 癌の手に握り返され春霙      正憲

15 新聞の折り目に潜む余寒かな    正憲

16 新雪に新雪新た十日町       正憲

17 フェルメールの碧窓際のヒヤシンス 正憲

18 底深く動かぬ一尾多喜二の忌    正憲

19 ゆるやかに曲がるトンネル春の山  正憲

20 恋知りて艀の猫も陸へ来ゆ     正憲

21 ひなまつり園より歌の流れくる 史

22 雛祭り厨に酢の香漂へり    史

23 雅なる旧家の蔵の古雛     史

24 墨を擦り仮名文字けいこ雛の間 史

25 この雛娘と同じ齢かな     史

26 春泥の靴底拭ひ新車へと       史

27 春の泥腹すれすれの犬散     史

28 車椅子よける道の辺春の泥   史

29 ボール追ふ敵も味方も春の泥  史

30 篁のさ揺らぎ少し燕かな     史

31 風除けの内にひそかに牡丹の芽 逸郎

32 奉拝の三輪山芽吹く草も木も  逸郎

33 朝日差す御饌田の草の早や青む 逸郎

34 浮寝鴨帰る気配のまだあらず  逸郎

35 薬園の春や醜草なくもがな   逸郎

36 母校跡今年もスミレ咲きにけり 逸郎

37 径塞ぐほど瑞枝剪る梅の山   逸郎

38 農園の暦に記す「桜咲く」   逸郎

39 桜咲く園児らの歌声高し    逸郎

40 花の名も産地もよろし土佐水木 逸郎

 

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      【兼題の俳句 】 264回 俳句ランド

 次回265回の兼題は、 「 新樹 」  「 蝌蚪 」  (両方とも派生語を含む) とします。 奮って投句下さい。

参照;264回の兼題は、 「苗札 」  「 春泥 」  (両方とも派生語を含む) 

参照;263回の兼題は、 「 下萌 」  「 蕗の薹 」     (両方とも派生語を含む)

 

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    兼題句 (苗札・春泥)

  苗札を挿して夕日を見遣りけり  丈

  雨あがる苗札の文字くつきりと  丈

  トラクター過る舗道に春の泥   丈

  春泥や雲の切れ間に日のこぼれ  丈

  脱がれたる子の靴春の泥まみれ  丈

6 春泥を好む好まぬ親子かな    逸郎

7 春泥の泥のなつかし母校跡    逸郎

8 農園の機器に張りつく春の泥   逸郎

9 園児らの靴の揃ひて春の泥    逸郎

10 薬園の「スミレ」苗札なかりけり 逸郎

 以上

      先連絡